稲刈り週間

今年はいつもより2週間も早く、稲刈りを開始しました。

米以外の農作物も、収穫が早まっていたようですが、気候変動の影響をまともに受けるのが

農家ですね。

まだまだ段取りが下手だし、稲刈り前の準備時間もあまり取れないので

いざ始めようとなると、作業場のセッティングだけで一日を使ってしまいました。

農家は天候だけでなく、機械! 機械! 機械!

とにかく機械の調子に、作業の進行が左右されます!

今年はそれを実感しました。

稲を刈って袋づめするまでに使う機械の数は、5~6あります。

どれかひとつに不調が起きて止まれば、直すまで作業は止まります。

今年はバインダーと米の乾燥機がなぜかうまく動いてくれず、乾燥機をなんとかするため

夜中の1時すぎまで対応しました。

でも実は、乾燥機については、私たちが使い方をよく分かっていなかっただけでした。

レバーが正しい向きになっていなかっただけで、乾燥機は何度やっても止まり

意味の無いリカバリー作業を繰り返しました。

1年に一度しか使わない機械の詳細を、今から覚えたり、覚えておいたりすることが

もう難しい年代の私たちです。

家族の手伝いを受けて、なんとか田んぼ8枚まで、稲刈りを終えたところです。


乾燥機に詰まった籾を書き出してます。

私はこの作業を、軍手の指先に穴が空くほど続けました。

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