ご近所さんの枝問題
今年はじめて作業させていただく圃場には、2軒のお宅が隣接しています。
隣り合っているこの2つのおうちのちょうど中間に大きな桑の木があり、枝が田んぼの上にまで伸びていました。
切りたいけれど勝手にはできないので(できれば枝の手入れは持ち主にしていただきたいのだが)、ご了承いただかねばというところ。
この木はA宅とB宅、どちらの所有なのか微妙な位置にあるため、有力と思われるA宅のチャイムをならすもご不在。
そこでB宅へうかがうと「桑の木なんてしらない」てきな反応でした。
A宅の所有としても、こちらは高齢の女性がおひとりで暮らしておられ、ご自分で切るなんてとても無理。
なので「切っちゃおう」という判断をしました。
長く伸びる電動のこぎりを持ってきて、切るのは私の役目です。
切り始めて気づきましたが、クワキジラミという虫が湧いているではありませんか!
調べるとこのクワキジラミ、稲の葉にもつくことがあるらしく、なおさらほおっておくことなどできません。
この虫、自分の身体より大きい量の白い「ロウ」をお尻からはきだすため、葉の裏などにフワフワした不思議な物体がついています。
これがのこぎりの振動で宙に舞うのです。
粉雪のような白いものをまき散らしながら、2時間くらいかけて伐採作業をしました。
切った山盛りの枝は、仕方ないのでうちで処分します。
夜にA宅へお電話したところ、実はB宅との正式な境界線があいまいで、所有者がどちらなのかは分からないとのこと。でも桑の木の存在は気にしてくださっていて、自分では切れないしと思っていたのだそうです。
切って処分までしてくださったの?ととても感謝されました。
今後は断りなく切ってかまわないと許可もいただきました。
桑につく虫が稲にも被害を与えるかもしれないと、勉強にはなりました。
30℃超えの暑い土日、草刈りをがんばりました。
たきちゃんは田んぼの畦担当。ほかにちょっとした広場があるので、こちらは私がスパイダーモアで刈りました。
モアの扱いも、だいぶ慣れた気がします。でもいまだに、エンジンだけはかけられないんですよね(^_^;)
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