来ちゃった。中東情勢の影響。
中干しもそろそろおしまい。
稲ちゃんに過酷な夏を乗り切ってもらうため、けい酸加里の散布をはじめました。稲の細胞を強化して虫や環境に強い子に、そして、美味しいお米ちゃんになる肥料です。
肥料はいつもJAさんに注文して届けていただくのですが、今回注文のお電話をしたところ、毎年買っているけい酸加里の、製造が滞っているため「あと10袋しかありません」とのこと!
調べてみると・・・
中東情勢の緊張(ホルムズ海峡の封鎖危機など)や世界的な紛争により、日本への海上輸送ルートが大きく制限されていて、船の確保が極めて難しくなり、運賃や保険料が高騰。結果、肥料原料の輸入が停滞している。
──ということのようです。
けい酸加里と同じ用途の、ほかの肥料を提案していただき、注文したのは「マルチサポート」。こちら20㎏入りを、けい酸加里の倍の量、散布するのだそうです。
でも、お値段は半分ではありませーん!
けい酸加里14袋分をマルチサポートに替えることで、計算すると、1反につき671円も負担が増えることになりました。作付けしているのは24反ですので、結局今回の肥料代は95800円もかかってしまいました。
そしてそして、マルチサポートに替えたことによる問題がもうひとつ。
それは【散布する量も倍】ということ!
いざ蒔くときになってそのことをリアルに知ったたきちゃんは、愕然としました。だって20㎏の肥料を入れた散布機の重さは30㎏近くになります。これを、今年の最高気温を更新した36℃の炎天下で背負い、歩きつづけなければならないのですから。
散布機に肥料を詰めるのは私の役割ですが、それだけでも汗がふきだします。濃い色の靴や、軽トラ荷台の黒いゴムマットが焼けるように熱いです。
散布機を満タンにして散布して歩くのを2回やったところで、たきちゃん、フラフラしはじめました。「やばい、やばい」とすぐ軽トラの冷気にあたり、保冷剤で体を冷やします。
体も暑さになれていませんから、とにかく今日は無理はしないで、4回蒔いたところでやめることにしました。
去年もこれくらいの時期に体調を崩しましたのでね。過信しないことが大事です。
経済的にも、健康にも、できれば少ない負担で米づくりができればうれしいですけどね。出費は増えているのに、今年の米の値段は下がると予想されているのが、つらいとことです。「やりたい」と手を挙げている数少ない人が、米づくりに取り組みやすい世の中になってほしいです。
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